
- ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社が運営するSo-netの会員データベースに、外部から不正アクセスがありました。不正アクセスは10月19日、確認は10月23日です。
- 漏えいしたのは、So-net会員情報が2,141,986件、plala(Sコース)会員情報が443,495件で、合わせて258万件あまりです。項目は氏名、電話番号、メールアドレス、ユーザーID、生年月日、性別、インターネット接続用IDです。
- このうち4つのメールサービスでは、メールアドレスとメールのパスワードも漏えいしました(計54,401件)。会社が10月27日にパスワードを初期化したため、該当する人はマイページから再設定が必要です。
- ほかに銀行口座情報が16件、パスワード再設定用の通知書情報が7件漏えいしました。クレジットカード情報は含まれていないとしています。
- 2026年2月末日までに退会した人の情報と、NUROを含むほかのサービスでは、漏えいは確認されていません。
ほかの不正アクセス・情報漏えいは → 不正アクセス・情報漏えい チェッカー(サービス名で検索できます)
この記事は、ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社が2026年10月27日に出したお知らせをもとにまとめたものです。最新の内容はSo-netのよくある質問のページで確かめてください。この記事も続報が出たら更新します。
10月に国内で発表されたほかの不正アクセス・情報漏えいは「2026年10月の不正アクセス・情報漏えい 国内まとめ」で一覧にしています。
何が起きたか(時系列)
お知らせに書かれた経緯は次のとおりです[ソニーネットワークコミュニケーションズ(10/27)]。
| 日付 | できごと |
|---|---|
| 10月19日(月) | So-netの会員データベースに、外部から不正アクセスがあった |
| 10月23日(金) | 不正アクセスを確認。対象のサーバーを止め、不正アクセス元からの通信を遮断した |
| 10月24日(土) | 漏えいした情報の項目と件数を把握した |
| 10月27日 | 公表。対象のメールサービスのパスワードを初期化した |
原因は「第三者からの不正アクセス」で、詳しいことは調査中とされています。どこから、どうやって入られたのかは、お知らせには書かれていません。
対象になった人と件数
So-netとplala(Sコース)の会員情報が漏えいしました。どちらも、今の会員と、2026年3月以降に退会した元会員が対象です[ソニーネットワークコミュニケーションズ(10/27)]。
| 対象 | 現会員 | 元会員(2026年3月以降に退会) | 合計 |
|---|---|---|---|
| So-net会員情報 | 1,869,771件 | 272,215件 | 2,141,986件 |
| plala(Sコース)会員情報 | 422,365件 | 21,130件 | 443,495件 |
| 合計 | ― | ― | 2,585,481件 |
2026年2月末日までに退会した人の情報は、漏えいしていないとしています。
会員情報とは別に、次の情報も漏えいしました。
| 情報 | 件数 | 内容 |
|---|---|---|
| メールアドレスとメールのパスワード | 54,401件 | 4つのメールサービスの利用者(下で詳しく書きます)。10月27日にパスワードを初期化 |
| 銀行口座情報 | 16件 | 金融機関名、銀行番号、支店名、支店番号、預金種目、口座番号、口座名義人。口座の暗証番号は持っていない。plala(Sコース)会員は対象外 |
| パスワード再設定用の通知書情報 | 7件 | パスワードを初期化 |
対象の人には、個別にお詫びの連絡をするとしています。個人情報保護委員会には報告済みです[ソニーネットワークコミュニケーションズ(10/27)]。
漏れた情報・漏れていない情報
漏れた情報(So-net・plala共通)
- 氏名
- 電話番号
- メールアドレス
- ユーザーID
- 生年月日
- 性別
- インターネット接続用ID
漏れていないとされている情報
- 会員情報のパスワード:So-net、plala(Sコース)とも、パスワードの漏えいはないとしています。ただし、4つのメールサービスのメールパスワードは別で、こちらは漏えいしています。
- クレジットカード情報:漏えいした情報のどれにも含まれていないとしています。
- 口座の暗証番号:そもそも持っていないとしています。
NUROを含むほかのサービスでは、漏えいは確認されていません。10月27日の時点で、二次被害も確認されていないとしています[ソニーネットワークコミュニケーションズ(10/27)]。
4つのメールサービスを使っている人へ
次のメールサービスでは、メールアドレスとメールのパスワードが漏えいしました[ソニーネットワークコミュニケーションズ(10/27)]。
| サービス | メールアドレス | 件数 |
|---|---|---|
| メールサービス(G)(無料) | @***.gyao.ne.jp、@***.gate01.com、@***.pbc.ne.jp、@***.highway.ne.jp | 24,655件 |
| A-Box(追加メールボックス、有料) | @***.so-net.ne.jp | 17,672件 |
| ソネット VAIO メール | @***.vaio.ne.jp | 7,005件 |
| PostPet メールアカウントサービス | @postpet***.so-net.ne.jp | 5,069件 |
| 合計 | ― | 54,401件 |
会社は10月27日に、これらのメールのパスワードを初期化しました。そのため、該当する人は今までのパスワードではメールを受け取れません。
- マイページでパスワードを再設定する:So-netのマイページから設定し直します。メールやSMSのリンクからではなく、自分でブックマークや検索から開いてください。
- 同じパスワードをほかで使っていたら、そちらも変える:漏えいしたメールパスワードを、ほかのサイトやサービスのログインにも使っていた場合は、そちらのパスワードも変えておきます。メールアドレスとパスワードの組み合わせが分かっていると、ほかのサービスに勝手にログインされるおそれがあります。
- ログイン通知を設定しておく:ネット通販や銀行など、大事なサービスで「新しい端末からログインがあったら知らせる」設定ができるものは、オンにしておくと気づきやすくなります。
ここで挙げた「ほかのサービスのパスワード変更」と「ログイン通知」は、So-netの案内ではなく、念のための一般的な対策です。
So-net・plalaの会員が気をつけること
会社が案内していること
- 不審なメール、SMS、電話に応答しない:リンクを開かない、添付ファイルを開かないよう呼びかけています[ソニーネットワークコミュニケーションズ(10/27)]。
- 問い合わせは特設ダイヤルへ:0120-36-8887(平日・土曜 10:00〜18:00)。10月27日は20:00まで、11月1日(日)と11月3日(祝)も受け付けます。
念のための一般的な対策
ここから先は会社の案内ではなく、氏名・電話番号・メールアドレス・生年月日が漏れたときに一般にすすめられる対策です。
- So-netやplalaを名乗る連絡を、そのまま信用しない:氏名や生年月日、ユーザーIDを言い当てられると、本物らしく見えてしまいます。「パスワードの再設定を」「お詫びの返金を」などと、ログインやカード番号の入力をさせるものは、まず疑ってください。
- 確かめるときは自分で窓口を調べる:届いたメールやSMSに書かれた番号やリンクは使わず、公式サイトに載っている特設ダイヤルに自分でかけます。
- カード番号や暗証番号を伝えない:今回、カード情報は漏えいしていないとされています。電話やSMSでカード番号や口座の暗証番号を聞かれたら、詐欺を疑ってください。
情報漏えいが報じられると、その会社を名乗るフィッシングメールが出やすくなります。今回は本当にパスワードの再設定が必要な人がいるため、偽のメールと見分けにくくなります。再設定は、メールのリンクではなく、自分で開いたマイページから行ってください。
まだ分かっていないこと
- 不正アクセスの入り口と手口(お知らせでは調査中)
- だれが不正アクセスをしたのか
- 漏えいした情報が、外部でどう扱われているか
よくある質問
NUROを使っています。対象ですか?
NUROを含むほかのサービスでは、漏えいは確認されていないとしています。対象はSo-netとplala(Sコース)の会員情報です。
もう退会しています。対象ですか?
2026年3月以降に退会した人は対象です。2026年2月末日までに退会した人の情報は、漏えいしていないとしています。
クレジットカードは止めたほうがいいですか?
クレジットカード情報は、漏えいした情報に含まれていないとしています。今の時点で、カードを止めるよう案内されてはいません。ただ、偽のサイトやSMSにカード番号を入力してしまった場合は、すぐにカード会社に連絡してください。
パスワードは変えたほうがいいですか?
会員情報のパスワードは漏えいしていないとしています。メールサービス(G)、A-Box、ソネット VAIO メール、PostPet メールアカウントサービスを使っている人は、メールのパスワードが漏えいし、会社が初期化しているので、マイページから再設定が必要です。そのパスワードをほかのサービスでも使っていたら、そちらも変えておくと安心です。
自分が対象かどうか、どうすれば分かりますか?
対象の人には個別にお詫びの連絡をするとしています。気になるときは、特設ダイヤル(0120-36-8887)かSo-netのよくある質問のページで確かめてください。
原因はPHPの脆弱性ですか?
お知らせにPHPの話はありません。原因は第三者からの不正アクセスで、詳しいことは調査中とされています。
Webセキュリティ診断センターでは、企業が運営するWebサイトやサーバーについて、更新の状況や侵入の跡がないかの確認を手伝っています。So-net・plalaの会員情報やメールについては、ソニーネットワークコミュニケーションズの特設ダイヤルにお問い合わせください。相談はこちら


