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【10/28最新】GMO「お名前.com デスクトップクラウド」不正アクセスまとめ|第1報〜第12報の時系列と見舞金・懸賞金

公開:10/27 23:40更新 (日本時間)Webセキュリティ診断センター 編集部約9分で読めます
【10/28最新】GMO「お名前.com デスクトップクラウド」不正アクセスまとめ|第1報〜第12報の時系列と見舞金・懸賞金
#不正アクセス#GMO#お名前.com#デスクトップクラウド#FX#時系列
この記事の要点(確認時刻:2026年10月27日 23:40ごろ)
  • GMOインターネットのVPS「お名前.com デスクトップクラウド」が不正アクセスを受け、サーバーに保存されていたFX・証券の取引口座のログイン情報などが取られ、口座で不正な取引が起きました。影響の可能性があるサーバーは26,739件です。
  • GMOは10月21日の第1報から27日の第12報まで発表を重ねています。攻撃者とみられる者からは約80億円(5,000万ドル)を要求されていますが、GMOは要求には「永久に応じません」としています。
  • 10月27日12:30、攻撃者とみられる者が利用者の情報と称するものを公開したことをGMOが確認しました。そのサイトを開いた人の情報は攻撃者に取られているとGMOは説明していて、アクセスも拡散もしないよう求めています。
  • お金の面では、利用者全員への見舞金5,000円、不正取引の損失の補償、情報が公開された人への特別見舞金(区分ごとに1万〜2万5,000円、上限は1公開につき300万円)、犯人の情報に総額100万ドルの懸賞金が発表されています。

この記事は、GMOの発表を時系列でたどるためのまとめです。取引口座の守り方や、取引会社ごとの告知は「デスクトップクラウドに不正アクセス、MT4/MT5を使っていた人が今すぐやること」に詳しく書いています。GMOの発表と、熊谷代表のブログに書かれたことは、そのまま書きます。報道だけで伝えられていることには「報道」と付けます。攻撃者側が自分で言っていることは、GMOが公表した範囲だけを載せます。

今の状況(10月27日夜)

時系列(図)

横軸が日付で、右へいくほど新しくなります。丸1つができごと1件です。いちばん右は、GMOが発表している今後の予定です。

GMOの発表攻撃者側の動き(GMOの発表による)行政・報道予定(GMOの発表による)土日丸を押すと出典へ

10/19月10/20火10/21水10/22木10/23金10/24土10/25日10/26月10/27火10/28水10/29木10/30金…10/31〜11/511/6金10月19日 問い合わせを受け調査開始 GMOの発表問い合わせを受け調査開始10月20日 不正なプログラムを確認 GMOの発表不正なプログラムを確認10月21日 4:00 第1報 全サーバー停止 GMOの発表4:00 第1報 全サーバー停止10月21日 11:57 脅迫文 約80億円を要求 攻撃者側の動き(GMOの発表による)11:57 脅迫文 約80億円を要求10月22日 13:00 警察に相談 GMOの発表13:00 警察に相談10月22日 16:59 第2報 不正取引の報告 GMOの発表16:59 第2報 不正取引の報告10月23日 金融庁が監視強化を要請(報道) 行政・報道金融庁が監視強化を要請(報道)10月23日 16:10 第3報 セッション切断を GMOの発表16:10 第3報 セッション切断を10月24日 11:50 第4報 見舞金5,000円・補償 GMOの発表11:50 第4報 見舞金5,000円・補償10月24日 15:00 第5報 能動的サイバー防御を要請 GMOの発表15:00 第5報 能動的サイバー防御を要請10月25日 利用者に端末調査への協力を依頼 GMOの発表利用者に端末調査への協力を依頼10月26日 21:00 第6報 お願いを再掲 GMOの発表21:00 第6報 お願いを再掲10月26日 23:10 第7報 27日正午の予告を公表 GMOの発表23:10 第7報 27日正午の予告を公表10月27日 9:58 第8報 PCの電源を切って GMOの発表9:58 第8報 PCの電源を切って10月27日 10:52 金融相 FX5社で被害(報道) 行政・報道10:52 金融相 FX5社で被害(報道)10月27日 11:59 第9報 マルウェア未検出 GMOの発表11:59 第9報 マルウェア未検出10月27日 12:00 攻撃者が予告した時刻 攻撃者側の動き(GMOの発表による)12:00 攻撃者が予告した時刻10月27日 12:30 情報の公開をGMOが確認 攻撃者側の動き(GMOの発表による)12:30 情報の公開をGMOが確認10月27日 13:55 第10報 アクセス・拡散しないで GMOの発表13:55 第10報 アクセス・拡散しないで10月27日 14:55 第11報 アクセスした人はフルスキャン GMOの発表14:55 第11報 アクセスした人はフルスキャン10月27日 19:10 第12報 特別見舞金・懸賞金 GMOの発表19:10 第12報 特別見舞金・懸賞金10月28日 12:00 懸賞金の受付開始(予定) 予定(GMOの発表による)12:00 懸賞金の受付開始(予定)10月30日 23:59 見舞金・代替サービスの案内期限(予定) 予定(GMOの発表による)23:59 見舞金・代替サービスの案内期限(予定)11月6日 損失補償の申請方法の案内期限(予定) 予定(GMOの発表による)損失補償の申請方法の案内期限(予定)
時刻は日本時間。「攻撃者側の動き」は、GMOや代表のブログが公表した内容だけを載せています。予定はGMOの発表に書かれた日付です

発表ごとの要点(第1報〜第12報)

日時発表要点
10月21日 4:00第1報不正なプログラムが置かれたことと、全プランのサーバーを順次止めることを発表。この時点では「悪用された事実は確認されていない」としていた
10月22日 16:59第2報取引口座での不正な操作の報告を受けていること、取引ツールに保存されたログイン情報が対象に含まれること、警察に相談したことを公表。パスワード変更とログオフを「至急」と呼びかけ
10月23日 16:10第3報パスワードを変えるだけでなく、ログイン中のセッションを必ずすべて切るよう求めた。攻撃者を名乗る者からの連絡を開かないよう呼びかけ
10月24日 11:50第4報不正アクセスと情報の持ち出しを確認。利用者全員に見舞金5,000円、不正取引による損失の補償、代替サービスの用意を発表。金銭の要求には応じない方針
10月24日第5報被害を広げないためのお願いの再掲(フルスキャン、バックアップ、パスワード変更、セッション切断)。GMOは同日15:00、能動的サイバー防御の適用を政府関係機関に要請したとしている
10月26日 21:00第6報利用者へのお願いを4点にまとめて再掲。接続に使ったPCを借りて調査したいと呼びかけ(任意)
10月26日 23:10第7報攻撃者とみられる者から、27日12:00に利用者の情報の公開とランサムウェア攻撃をするとの予告を受けていると公表。21日に約80億円を要求する脅迫メールを受信していた
10月27日 9:58第8報12:00の予告に備え、バックアップを取ったうえでネットワークを切断し、PCの電源を落としてコードを抜くよう呼びかけ(10:56に順番を訂正)
10月27日 11:59第9報解析を終えた端末からマルウェアは見つかっていないと公表。ランサムウェアの被害に遭った人には同等の性能の新しいPCを提供
10月27日 13:55第10報攻撃者とみられる者による情報の公開を12:30に確認。アクセス・拡散しないよう求め、悪質な拡散者には法的措置を準備。ランサムウェア攻撃は確認されていない
10月27日 14:55第11報公開されたとされるサイトにアクセスした人の情報は攻撃者に取られていることを確認。アクセスした人にはフルスキャンを求めた。報道機関に過度な報道を控えるよう要請
10月27日 19:10第12報情報が公開された人への「GMO特別お見舞金」と、総額100万ドルの「GMOサイバー犯罪撲滅・懸賞金」を発表。犯人の要求には「永久に応じません」

このほか、熊谷代表は25日のブログで、社内のホワイトハッカーから改善すべき課題が事前に指摘されていたが、対応の深さと速さが十分ではなかったと認めています。26日の追記では、要求額を5,000万ドル(約80億円)とし、要求文書の日時を10月21日 11:57と示しました。GMOは要求に応じておらず、支払いも一切していないとしています[熊谷正寿 ブログ]。

見舞金・補償・懸賞金

名前対象金額いつ・どうやって
お見舞金今の利用者全員(被害の有無にかかわらず)一律5,000円受け取り方は10月30日(金)23:59までにメールで案内[第4報]
損失の補償本人の意思によらない取引で実際に損失が出た人差損・手数料など実際の損失(相場の変動による損失や、得られたはずの利益は対象外)申請方法は11月6日(金)までに案内。取引会社が返金しなくても、対象の損失はGMOが払う[第4報]
GMO特別お見舞金公開された情報に自分の情報が含まれているとGMOが確認した人基本的な情報 1万円、金融・認証の情報 1万5,000円、プライバシー性の高い情報 2万5,000円(複数あれば合計、上限は1公開につき300万円)対象者にGMOから個別に連絡。公開の状況が変われば見直す[第12報]
新しいPCランサムウェアの被害に遭った人同等の性能の新しいPC被害を確認のうえ提供[第9報]
GMOサイバー犯罪撲滅・懸賞金犯人の特定・検挙や事件の解明につながる情報を出した人制度全体で総額100万米ドルが上限(1ドル150円換算で約1億5,000万円)10月28日12:00から専用窓口で受付、犯人逮捕まで。独自の侵入調査や犯人との接触はしないよう求めている[第12報]

GMOは、補償の手続きでパスワードや暗証番号を尋ねることはないとしています。「被害金を取り戻す」などと費用を求める連絡には応じないでください[GMO 第6報]。

利用者が今やること

  1. 公開されたとされるサイトは開かない、広めない。開いてしまった人は、ウイルス対策ソフトでフルスキャンしてください[第11報]。
  2. 取引口座のパスワードを変え、ログイン中のセッションをすべて切る。デスクトップクラウドにつないだことのない、別の安全な端末から行います。多要素認証も有効にしてください[第6報]。
  3. デスクトップクラウドに接続したPC・スマホは、フルスキャンとバックアップを。GMOは、ネットワークから切り離した外付けの記録装置にバックアップするよう求めています。
  4. GMOや取引会社を名乗る連絡に注意。URLや添付ファイルを開かず、公式サイトで確かめてください。困ったときの相談窓口は03-5456-2560(24時間)です。

取引会社ごとの告知や、不正な取引を見つけたときの連絡先は「取引会社の告知一覧」にまとめています。

よくある質問

お名前.comでドメインやレンタルサーバーを使っているだけでも関係ありますか?

GMOが発表しているのは、VPSの「お名前.com デスクトップクラウド」の件です。ドメインやレンタルサーバーで不正アクセスがあったとは、発表されていません。

PHPの脆弱性(php2shell)が原因ですか?

GMOの発表に、PHPの話は出てきません。第4報は「本サービスのシステムにセキュリティ上の問題があり」としていますが、具体的な侵入経路は書かれていません。

攻撃者が公開したという情報に、自分の情報があるか確かめたいです。

公開されたとされるサイトは開かないでください。GMOは、そこにアクセスした人の情報は攻撃者に取られていると説明しています。自分の情報が含まれていると確認できた人には、GMOから個別に連絡するとしています。

見舞金の案内メールが来ました。本物ですか?

GMOは第4報で、受け取り方を10月30日(金)23:59までにメールで案内するとしています。ただし、GMOや取引会社を装った連絡も考えられます。メールのリンクは開かず、GMOの公式サイト(group.gmo)の「重要なお知らせ」で同じ内容が出ているか確かめてください。

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